【対談】企業家の軌跡と未来

企業家の軌跡と未来

■「快適な住まいと暮らしを」というスローガンのもと、不動産の売買と賃貸の仲介を手掛ける『糸島地建』。糸島市内はもちろん、福岡市内の物件にも対応しており、豊富な知識と経験、ネットワークで顧客のニーズに応えている。

 

 JAZZドラマーから一転!  不動産業との出会い

 

「大西」 はじめに、大坪代表の歩みから。


「大坪」 福岡市西区で生まれ、6歳のころに糸島に引っ越して来ました。学生時代は音楽に打ち込み、ドラマーとして活動。有名なドラマーの方の弟子となって、21歳でJAZZドラマーとして上京。

その方と蜜に接するようになり、音楽に留まらず礼儀作法や物事への向き合う姿勢など大切なことをたくさん学び、後の人生の支えとなりました。しかし音楽の道で身を立てるのは難しく、考えた末に見切りをつけて、こちらに戻ってきたのが28歳のころでしたね。


「大西」 それ以来、すっかり心を入れ替えられたということで?


「大坪」 ええ。音楽をやめて普通の仕事をしようと、スパッと切り替えました。その後、車の運転が好きだったことから、家具の配送業に従事するも1年ほどで退職。次いで、営業職に就いてみようと考えたのです。


「大西」 そちらに進まれたのには、何かきっかけがあったのでしょうか。


「大坪」 昔から人と話をすることが好きでしたし、友人からも「やってみてはどう? 儲かるみたいよ」と勧められましてね。それで軽い気持ちで (笑) 飛び込んだのが、不動産業界でした。全国展開している大手不動産会社に就職することができ、そちらで不動産と営業のイロハを学びました。


「大西」 実際に業界に入られてみていかがでしたか。



「大坪」 良い仕事だと思いましたよ。私が一番最初に担当させて頂いたお客様は年配の女性の方でした。不慣れなりにも一生懸命対応させていただき、無事契約していただくことができたばかりか最後に「大坪君から買って良かった」と感謝の言葉をかけていただきました。その時、人に喜んでもらえる不動産業の魅力を実感したのです。

そこからはどんどんと仕事にのめり込んでいきましてね。人から教えてもらう類の仕事ではないので、上司や先輩方の働きぶりを見て吸収し、分からないことがあればどんどん質問して習熟に励んだのを覚えています。

 

「大西」 意欲的ですね。周りの皆さんも大坪さんのそうした姿勢に、舌を巻いたのではないでしょうか。 

 

「大坪」 いえ。入社して最初の半年間は全然駄目で、上司からは飲み込みが悪いと怒られてばかりいたものです。自分が完璧に理解して、納得しなければ動けないタイプだったため、苦労が多かったです。


「大西」 それだけ確実な仕事を手がけんとする責任感からでしょうね。


「大坪」 上司からは「入社して初めて任せるお客様は、一生懸命やって契約できるように頑張りなさい」と言われていたので必死でしたね。それが先ほど申したように良い結果につながり、大きな喜びと自信を得ることができました。


「大西」 入社から半年目以降は、いかがな感じでしたか。


「大坪」 その後も、お客様からいただける感謝の言葉を励みとしながら順調に仕事を続け、お陰様で今日も同じ道を歩むことが出来ています。

勤務生活は約7年を送り、その間、複数の店舗で経験を重ねて、地元の不動産会社さんにもお世話になった後、2013年10月に独立して現在に至ります。


 

 不動産にかかわる全てを網羅し多方面から顧客をサポート


「大西」 現在は、不動産のどういった分野を手掛けられているのですか。


「大坪」 一戸建てやマンション、土地の売買から賃貸の仲介、不動産管理、さらにはリフォームの提案や、火災保険の代理店業、住宅ローンのアドバイスに至るまで、不動産にかかわる様々な業務をトータルに手掛けています。また専属の司法書士の先生もいらっしゃいますので、相続や税金、任意売却、競売など法律にかかわるご相談にもお応えできるところが強みですね。相談は無料で承っています。


「大西」 不動産のことなら何でも来いという感じで頼もしいですね。大坪さんがお仕事の中で特に大事にしていることは?


「大坪」 お客様は、ご相談のみという方から、何百万円、何千万円の物件を購入される方まで様々ですが、どのような方に対しても同じ態度、同じサービスを平等に提供するよう心がけています。特に最初にお会いした時の接客は大切です。第一印象を良くすることは当然ながら、お客様がどんなことを求めていらっしゃるのか的確に察知しなければなり


ません。どのような物件を求めておられるのか、閑静な場所が良いのか、駅に近い場所が良いのか、買い物に便利な場所が良いのか、一番重視していることは何かなど、お客様の声にしっかりと耳を傾けながら、「今よりも良い暮らし」を提供することに努め、誠心誠意をもってニーズに応えていく。この姿勢は勤務時代から変わらず持ち続けています。


「大西」 不動産業者さんとして、理想的な姿ですね。


「大坪」 不動産は一生に何度も買い替えのできる容易なものではないですから、お客様がご納得いくまで一生懸命お手伝いしたい。そして今後もお客様との信頼関係を築いていければと思っております。

 

 

大坪智 大西結花対談

 

▼初めは「儲かるのでは」という安易な気持ちから不動業界に飛び込み、営業に従事するようになったという大坪代表。しかし尊敬できる上司・先輩に恵まれ、変わっていった。「家をご紹介する時には、その家を通じてどんな暮らしを実現したいかというところまで踏み込んで考えさせていただき、理想の暮らしに一歩でも近づかけるような物件をご案内したい」という代表。独立した現在では「単に不動産物件の売買取引に携わっているという感覚ではなく、お客様お一人おひとりに最適な『暮らし』を買っていただくという思いで仕事に臨んでいる。」のだと語り、顧客に寄り添うスタンスを貫いている。『糸島地建』のスローガンである「快適な住まいと暮らしを」は、そんな代表の思いが込められたメッセージなのだ。

[2014年3月取材]